スミヨシです。
結構、Go toキャンペーンに文句言う医療関係者は多いかなあと思います。とくに私は前線でコロナ見る系ドクターなので、周囲が文句言う率高めです。
前の4連休も京都にはたくさんの観光客がいらしてました。来週あたりコロナの患者さんはふえるのかなあ、と皆すでにうつろな感じです。なんで世間が4連休なのに私たちは働いているんだろう、とかなしげ。
医者やってると、看護師さんに、今週6連勤でほんとにきついとか愚痴をいわれることが結構あります。
ああ俺は60連勤くらいだけどなあ、とかつい思っちゃいます。まあ、イケてない医者とか、はげてる医者とか、モテてない医者とか、うっとうしい医者とか、童貞の医者とかは、すぐ自分の話をしたがるから、
「いやいやこっちは60連勤だから(笑)」
みたいにすぐ話の腰をおるんですよね。
ほんっと医者って基本的には陰キャラのあつまりですので、こういうの多いんです。
その点、私はイケてる医者なので、
まじやばいっすねえ、しんどいっすよねえ
みたいな感じで共感だしまくります。絶対この方がなにもかもうまくいきます。
間違いありません。
だからさっきの話も
いや看護師さんまじ大変ですよねえ、連休の方が忙しいですもんねえ
とまあこんな感じで答えます。
いや俺は前の土日も平日もこの4連休も病院きたのに、とか口が裂けてもいいません。
こうすることで、どこかで味方になってくれたり、助けてもらえたりする場面が増えるので、私の少ない内科力にブーストがかかる、と信じています。
相手が医者でも同様です。
てかこれは医療系にかぎらず相手の苦労話や自慢話は、得てして共感と賞賛を浴びせることになるので、真逆の話にみえて、こちらのリアクションは同じでいいのでいい感じです。
閑話休題。
なんせGo toキャンペーンに文句言う医療関係者多いのも納得で、僕たち結構病院からは宴会も旅行も自粛するようにいわれてるんですよね。で、世間が緩和ムードになってもどこから旅行していい、忘年会していい、の線引きも難しく、緩和できなくて、ギャップがものすごいんですよね。
まあ、ぶっちゃけ、医療者はそもそもシフトの関係でなかなか旅行にいけなかったりするので、病院から自粛要請がなくとも、Go toキャンペーンの恩恵受けにくいだろとは思います。
医療関係者がいくら自粛しようと、世間の自粛疲れは明らか、緩和ムードになっているのも明らかで、感染をゼロにするのは難しい状況だと思います。現段階でゼロが目標でもなくなってきいるでしょうし。病院公式のイベントは無しにするとしても少人数なら、感染対策をきちんとすればある程度許容可能と思います。ウィズコロナに一番慣れていないのは医療者、という事態になってきています。
だから、やはり上から宴会するな、旅行するな、といわれるだけで、強制感がでてフラストレーションたまるんでしょうね。
僕は京都に友達いないので飲み会なしでもノーダメやけどな！！！
・・・・・・・・・。
そこで、Go toキャンペーンの愚痴を言う人たちには、せっかく京都にいるんですし、Go toキャンペーン使って、京都のホテルとか旅館に泊まったら？っていいます。
旅行の定義もあまりわかりませんが、まあ要するに人込みにいくなということかなと。
京都のホテルなら質も高いし、普段はなかなかできないことだし、Go toキャンペーンは問題なく使えるし、我ながらいい案だ。
看護師ども
-いやあそんな時間ないしなあ。
-住んでるところのホテル泊まるのもったいないしなあ。
-京都の観光って別にいくとこないしー。旅行行く気にならないよねー。
いやあそうっすよねえ。すんませんwwww
京都住んでたら京都観光しませんよねえww
すんませんwwwおつかれっすwwww
結論：お前ら全員家にいろ。政府は5億円よこせ。