※2020/10/10に公開した記事です。
スミヨシです。
今年から研修医の外来実習が必修になってます。
もちろん、研修医の先生が1stで外来対応するのも大事ですが、自分くらい若手?のDrが総合内科外来をどのようにしていくか、というのを見せることも勉強に、刺激になればいいと思っています。
定期外来や、長期ステロイドを使用している人がステロイド減らしている最中に悪化して、私が悩んでいる様子や、抗菌薬投与中に膿瘍増大して私が悩んでいる様子も見てほしいですが、なにより新患の対応も大事かなと思っています。
総合診療医の外来、となればドクターGのように、難しい症例を診断していく!というのが研修医や見学の学生さんには期待されます。
ですが、実際、そのような症例は少ないです。
診断がうまくいかなかったり、よくわからないけど治ったり。。
患者が思っている解釈もでるよりも遥かに軽症だったり。。
そんななか、外来をするうえで絶対に研修医に教えていることがあります。
それは、
内科外来は、性交渉を伴わない風俗業である
ということです。
いやほんとふざけてるわけではないです。銘じてます。
各方面に失礼な発言かもしれませんが、これが一番伝わりやすいのです。
どれだけ相手のことを満足させてあげられるか、細かな会話をつなげる、そして今後も指名してもらって通ってもらう。
風俗店で働いたことはありませんが、医師と風俗業に共通しているのは当然結果?も大事ですが、それまでの過程や信頼度かと思います。
大事なのは、今後のフォローが容易になること(Drショッピングをふせぐ、外来リタイアをふせぐ)、薬をきちんと飲んでもらうこと、途中治療が難渋したとしても、診断がそれて方向転換せねばならないときも、トラブルをなるべく減らせることです。
これらはすべて患者予後に直結すると考えています。
まあ別にホストでもキャバクラでもガールズバーでもいいんですけど。
とにかく研修医には、パターナリズムを前面に出す外来は、年取ってからやってもらうことにして、内科外来はサービス業だと思ってもらってます。
いや、もちろん医療はサービス業とは一線を画すので、なんでもかんでも患者の要求を呑むのとはまた別の話です。
しかし、外来をやってる間くらい、そう取り組んでもバチは当たらないかなと思っています。
今まではこんな感じで説明してましたが、京都にきてから、女性の研修医ばっかり当たるのであんまりこういうこと言えなくなりました!!
おっさんが下ネタ言ってすべってるみたいなリアクションされます!!
あと看護師さんとかに全くうけません!われながら名言だと思っているのに!!
それでも私は皆さんの指名をお待ちしております。
ではまた。
結論:私へのおさわりは厳禁です。
サーモグラフィー専門医になりました。
そう、俺たち総合内科医は、何もできないけど、個性が欲しいんです。 そんな状況を打破すべく、私はあるアイテムを手にいれました。