スミヨシです。
前回の記事で、サーモグラフィー専門医になった私ですが、実際臨床にマジで役に立つかはわかっていません。
サーモグラフィー専門医になりました。
そう、俺たち総合内科医は、何もできないけど、個性が欲しいんです。 そんな状況を打破すべく、私はあるアイテムを手にいれました。
ひとまず丸太町病院のブログを丸パクリして、参考にして、どんな病状に使われていることが多いか調べてみました。
この記事読んでくれ、としか言いようがありません。
すごい!
まとまっている!
てか、どうやって文献検索したかわかんないんですよね。。
「infrared thermography」とかで調べてみましたが、同じような論文ヒットしないんですよね。
簡単にいうと、関節炎はやっぱり触診でいいじゃんってことと、複合性局所疼痛症候群とか、特発性後天性無汗症とかには結構使えそうですね。
一番興味深いのは、敗血症性ショックの際のmottlingをサーモグラフィーによる皮膚温度低下で拾えるかも、というものです。
mottling出現時のサーモグラフィー
(PLoS One.2018;13(8):e0202329.)
そもそもmottlingは末梢循環不全を示唆しており、重症患者管理において一定の役割があると思います。
左からmottling 0から4点です。
美しい。
まあ、この研究では、皮膚温度とmottling scoreに相関は無かったようです。
少なくとも、mottling score0vs1以上では、有意に皮膚温度に差があり。
サーモグラフィーによるスクリーニング
サーモグラフィーの最強の使い方
そしてあともう一つ。
これはツイッターで教えてもらいました。
論文化されていないと思います。
https://twitter.com/yuna_digick/status/1011111760684724225?s=20
なんと、スーパーで揚げたての惣菜をサーモグラフィーで検索することが可能です!!!
画期的!!!!!!!
コスパはわるいですけどね!!!!!
ではまた!!!!!
結論:ボスに聞いたら、揚げたての惣菜かどうかも手で触ったらわかるよって言われた。