2021/10/15

投稿日 2021/10/15

痛風、偽痛風の治療あれこれ

スミヨシです。


痛風、偽痛風って、あんまり治療困らないことが多いと思います。

痛い人いたら、とりあえずロキソニン、で事足りますし。

ただ、こっちに来てから、高齢者で腎機能悪い人、とかにアセトアミノフェンで治療しているのをまま見かけますが、さすがにそれは厳しいのでは?なんて思います。


痛風 偽痛風(CPPD関節炎)の治療

ひとまずは、NSAIDsかコルヒチン

・半減期の長い、使用経験の多いナプロキセンがよく用いられる

・COX-2阻害薬(セレコキシブなど)は、ナプロキセンなど従来のNSIADsと比較し、臨床症状改善は同等で、有害事象減少が見られた。

(BMJ Open.2020;10(9):e036748. )

⇀セレコキシブは後発品もでており、ロキソニンとの値段の差も少なくなった。

高齢者に対する偽痛風に対しても有効かも


・痛風発作に対するコルヒチンは、初回 1.0mg⇀1時間後に0.5mg

(Arthritis Rheum 2010;62:1060–8.元論文はアメリカのもので、製剤容量が違うため一部変更。)

・偽痛風に対してはコルヒチンを1回0.5g 1日3-4回で投与

個人的には腎不全患者にはこちらを使用し、腎機能に合わせて、1日1-2回で治療している。

(Ann Rheum Dis 2011;70:571–5.)


NSAIDs、コルヒチン使用ができない場合

・ステロイドを使用。

UpToDate®では、PSL 30-50mg/dayで開始し、10-14日でテーパリング


偽痛風にステロイドは、いろんな症状をマスクするし、短期間でも精神症状とかでるし、個人的にはあまり使用することはありません。


アセトアミノフェンでも治る人もいるでしょうけど、さすがにそれなら他の薬剤使用した方がいいのでは、と思っています。

NSAIDs、副作用を恐れすぎて、高齢者には何があっても使用しない人たちもいます。

でも短期間で用量を守って治療し、ADL改善を早める方が個人的には優先事項は高いと考えます。

あと、コルヒチンは1.5mg超えると下痢でやすい気がしてますので注意ですね。

ではまた。


結論:私は健診では常に尿酸8以上をたたき出している