2022/12/12

投稿日 2022/12/12

ベネトリン吸入後の喘鳴悪化(再掲)

※2021年8月の記事です。

スミヨシです。

先日のPCLSが隠岐病院さんの発表で、

COPD急性増悪の方がいったんよくなったんだけれど、喘鳴が強くなってきた
という内容でした。

肺塞栓かなーとかおもってたけど、結論はベネトリン®をやめると改善。
塩化ベンザルコニウムによる気管支狭窄の疑い、とのことでした。

大変勉強になりました。うれしくなって自分でも調べてみました。



塩化ベンザルコニウムの気管支狭窄

塩化ベンザルコニウム自体は消毒液に使用されており、通常内服などをすることはない。
ベネトリン®はネブライザーを用いて吸入する。
ベネトリン®は瓶に入っている液体の薬剤で、長期保存のため防腐剤として、塩化ベンザルコニウムが含まれる。

塩化ベンザルコニウムの気管支狭窄がケースレポートがいくつかある。



機序はよくわかっていなさそう。
アナフィラキシーか?


塩化ベンザルコニウムの含まれる薬剤

塩化ベンザルコニウムは、上記のベネトリンの他、点眼液やグリセリン浣腸にも用いられる
吸入薬ではスピリーバ、スピオルト、メプチンの瓶の方には入っている。

⇀サルタノール®吸入や、メプチンキット使用なら回避できるか。


PCLSのコメント欄にはそれ回避でメプチンにしてます、みたいなのもあってすごいな、と思いました。

COPDの人が酸素化悪くなっているのに、吸入薬やめる、というアクションは結構勇気が必要ですが、知っていればいつか役立つかもしれないですね。
ではまた。



結論:隠岐諸島が島根か鳥取か答えられる人間は0%