スミヨシです。 透析患者のニューモシスチス肺炎(以下PCP)に、まれに出くわします。 透析単独でPCPのリスクがどこまであるかは不明ですが、 実際に出くわすとなかなか骨が折れます。 透析患者のPCP治療(特にST合剤の投与量)を考えてみました。 読むの面倒であれば最後にまとめてお...
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- 6月 2022
2022/06/29
投稿日 2022/06/29
更新日
2022/06/26
投稿日 2022/06/26
更新日
【症例】31歳男性 睡眠前に起こるめまい
スミヨシです。 ※症例は実際の症例を参考にデータや背景変更してます。 ------------------------------------------ 31歳男性 内科医 当直明け、自宅で睡眠をとる際にめまいを自覚。 数秒で改善したために疲労による症状と解釈。 寝付けず、本日...
2022/06/23
投稿日 2022/06/23
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【デマ?】ミノサイクリンによる色素沈着、北海道は冬に多い?
IMAGES IN CLINICAL MEDICINE Minocycline-Induced Hyperpigmentation ( NEJM.2006;355:e23 ) スミヨシです。 ミノサイクリンの色素沈着、それなりに有名ですが、多くはないと思います。 処方頻度の問題か...
2022/06/21
投稿日 2022/06/21
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【short】髄膜炎疑いで腰椎穿刺前にCTを撮る場面
髄膜炎疑いで腰椎穿刺前にCTを撮る場面 (Clin Infect Dis.2004;39:1267–84 一部改) -------------------------------------------------- ①免疫不全(HIVや免疫抑制治療を受けている人、移植後) ...
2022/06/19
投稿日 2022/06/19
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ブロン中毒について
スミヨシです。 前回の記事でリン酸コデインの話題をしました。 疑義照会にかかりづらい禁忌薬 実はリン酸コデインは喘息発作中は禁忌です。 添付文書に記載あり、「気道分泌を妨げる」からとのことです。 今回はコデインがらみでもう一つ。 ブロン中毒について 市販薬とコデイン コ...
2022/06/16
投稿日 2022/06/16
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疑義照会にかかりづらい禁忌薬
スミヨシです。 内科医をしていると、咳止め処方してくれ、という受診はよくあります。 コロナが流行して、治療後も感冒後咳嗽のような状態で咳が続く方が咳止め希望で受診されることもよくあります。 当然、咳止め処方をする前に原因疾患を探すのですが、何も無さそう...
2022/06/13
投稿日 2022/06/13
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【#JPCA2022】「卒後4年目以降の臨床経験年数と診断精度に相関なし」って本当?
スミヨシです。 最近学会の現地開催が結構されている印象です。 正直、Twitterでハッシュタグ検索したら大抵の情報は集まります。 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会が先日開催されておりました。 #JPCA2022 で検索すればその時の様子がなんとなく伝わります。 今日言いたい...
2022/06/11
投稿日 2022/06/11
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【症例】主訴「腸から腸が出てきた」(再掲)
※この記事は2020/9/28に公開したものです スミヨシです。 さて、皆さんのまわりに感染症医を名乗る奴はいますか? もしくは感染症医を目指しているような人間はいますか? 絶対にそんなやつらと仲良くしてはいけません。 感染症科なんか目指すやつ、絶対おかしいやつです。 私はやはり...
2022/06/09
投稿日 2022/06/09
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【症例】16歳女性 とても強いがすぐにおさまる胸痛
スミヨシです。 外来やっていると、思春期の方が受診されることがあります。 病院によるとは思いますが15歳以下(中学生)は小児科、それ以上は内科、みたいなのが多いと思います。 重篤な疾患でないことが多いと思いますが、家族が付き添いで来ることも多く、説明できないとなかなか気まずいこと...
2022/06/06
投稿日 2022/06/06
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口腔カンジダについて
スミヨシです。 病棟の看護師さんとか、研修医に信用されたかも、って瞬間ありますよね? ないですか? 僕はあります。勘違いじゃないです。本当です。 京都に来て間もない時に、Covid-19で入院の高齢患者が食思不振になった際に、口腔カンジダだったことがあります。 治療がうまくいって...
2022/06/03
投稿日 2022/06/03
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【short】前後即因果の誤謬(post hoc ergo propter hoc)
前後即因果の誤謬(ぜんごそくいんがのごびゅう:post hoc ergo propter hoc) ある事象が別の事象の後に起きたことを捉えて、前の事象が原因となって後の事象が起きたと判断する誤謬(因果の誤謬)である。前後関係と因果関係の混同。 ( Wikipedia ) 概念の...
2022/06/01
投稿日 2022/06/01
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HbA1cの偽低値・偽高値
スミヨシです。 カンファレンスで、HbA1c 4.0%の人がいたときに、 「貧血なのでHbA1c低値です」 とプレゼンされ流れたことがありました。 そういうのも聞いたことがありましたが、あとから見てみると貧血だけで必ずしも下がるわけでもなさそうです 復習がてら調べてみました。 H...
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