2022/06/21

投稿日 2022/06/21

【short】髄膜炎疑いで腰椎穿刺前にCTを撮る場面

髄膜炎疑いで腰椎穿刺前にCTを撮る場面

(Clin Infect Dis.2004;39:1267–84 一部改)

--------------------------------------------------

①免疫不全(HIVや免疫抑制治療を受けている人、移植後)

②CNS疾患の既往

③1週間以内の痙攣

④乳頭浮腫

⑤意識レベル変化

⑥神経巣症状あり

⑦焦って上記が思い出せない・わからない時

--------------------------------------------------


日本のガイドラインには60歳以上も入っていますね。

⑦はオリジナルです。

これ実際パッと出ないんで迷ったら撮るように教えてます。。

焦っているときは、大体患者さんが危なそうなときで、そういうのは大体意識変容あるときですからCT撮っていいと思います。

あと、これを思い出している間に抗菌薬は投与しましょう。