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2022/02/28

【症例】たまたま見つかった無症候性低Na血症の治療相談

スミヨシです。


低Na血症が症候性なのか、無症候性なのかはなんとも言えないときがよくあります。

ただ、たとえば、Na125の人がいて、低Naによる意識障害、というプレゼンを受けるとなんとなく、違和感があります。

感覚的には120を切らずに意識障害、って結構少ないかなあ、なんて。

似たような話がこの前ありました。



※症例は実際の症例を参考にデータや背景変更してます。
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80歳男性

転倒で外傷性くも膜下出血で経過観察入院
入院時Na 125mEq/Lだけど症状ないし、どうしようという相談
1年前、半年前来院時も、Naは120台

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あるあるですよね。

なんなら、外傷性くも膜下出血はすることないけど、低Naあるから、内科で入院お願いします!みたいな。

まあ、そこは誰が見てもよいのですが、この人の低Naは治療をどれくらいすべきでしょう?

そして本当に無症候性なのでしょうか?


慢性低Na血症は軽度でも転倒のリスク

(Am J Med.2006;119(1):71.e1-8.)


慢性低Na群(平均Na126±5) vs 対照群の比較


転倒の有病率

21.3% vs 5.3%

歩行テストによるふらつき

1336±320mm vs 1047±172

刺激テストによる反応速度

673±182msec vs 615±184msec


というわけで、一見無症候の低Na血症も、実は症候性かもしれない、という話でした。

表題の患者は、サイアザイド中止にしたらNa改善しました。

症候性かはわかりませんが、今後の転倒が減れば、と思います。


土地柄なのか、浮腫に対するサイアザイドがちらほらいるんですよね。

なぜフロセミドではなくサイアザイド?

いや、それ以前に浮腫に利尿薬を簡単に使うな、という話かもですが。


ではまた。


結論:調べてないけど、多分アトリウム、カトリウムからラトリウム、ワトリウムまですべてあると思う。



2022/02/25

大動脈解離は胸骨上窩アプローチで

スミヨシです。


今の病院の研修医の先生のエコーがまあ、うまいんです。

指導がされていて、救急で見ていても精度が高いです。

自分の知っている研修医集団では最もハイレベルかな、と思います。

ナチュラルに肺エコー見せてくれますし。


わたしはエコー全然できないので、感心するばかりです。


Stanford A型大動脈解離のエコー、出し方を教わりました。



胸骨上窩アプローチ

可能なら、肩枕を入れて少し頸部後屈し、ゼリーをたっぷりつけて胸骨上窩から大動脈が見える、とのこと

すげー。

これって常識ですかね?

わかりやすいし、そんなに難しくないですね。

大動脈弓はよく見えますが、上行は少し見づらいですね。

技術の問題かもしれません。


大動脈弓のエコー

(東大病院検査部心エコー検査資料集より)


日本超音波検査学会がいい感じの動画をHPに掲載してくれています。



このアプローチで大動脈解離があれば下の写真のように見えるはず。

大動脈解離のエコー

(Cureus. 2019; 11(10): e6005.)

弱点はB型解離は描出できないことですかね。

いずれにせよ造影CTありきだとは思います。

自分は割と救急で大動脈解離に当たる方だと思います。
いざというときにすぐできるように、日ごろから練習したいですね。

ではまた。

結論:DeBakey分類は誰も使わないし、書かないし、読めない


2022/02/23

【short】不明熱の時に測る3つの「ちん」

不明熱の時に測る3つの「ちん」

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①赤沈

②尿沈

③フェリチン

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スミヨシです。

これ有名ですけど、だれが言い出したんでしょうか?

検索すると鈴木富雄先生がよく出てきます。


赤沈100越えがヒントになったり、フェリチン2000⇀still病でした、なんてこともあったり、実用性も高いキャッチ―でいい感じのフレーズです。


てか検索すると


不明熱には「チンチンチンと勝利の鐘の音」


みたいに書いてますけど、正直勝利の鐘の音ってダサいっていうか気持ち悪いっていうか覚えづらいっていうかいらないっていうかいらないですね、いらない。

普通に3つのちんで覚えたらいいと思います。

ではまた。


2022/02/21

健診での腫瘍マーカー高値の対応

スミヨシです。


健診で、腫瘍マーカー陽性だった、という理由で受診される方が結構います。

ほんとに結構います。


腫瘍マーカー、無症状の方に検査しても意味がない、というのは”choosing wisely"の名のもとに、我々世代はよく教育されています。

(General Medicine .2015;16(1):3-4.)

このあたりの数字をうまく言えたらいいな、と思い調べてみました。

健診ではCEAやCA19-9が主に測定されますかね。


CEA

喫煙であがったりするのが有名だと思います。

古いデータでは、日本人健診CEA陽性のうち、何らかの腫瘍だった症例は、1.7%

(健康医学 1988;3(1):65-7)

まあ、今はPETとかもありますし、診断技術も上がっていますから、もう少し高い可能性もありますが、得てしてこの程度でしょうか。


CA19-9

膵癌のマーカーとして知られる

人間ドックでCA19-9高値を指摘、その後2回以上高値であった320例のうち、8例が腫瘍あり(膵癌4 胆管癌1 十二指腸癌2 大腸癌1)

腫瘍の陽性的中率は2.5%(膵癌にしぼれば1.25%)

8例中7例がStageⅢ以上で4例が進行がん

癌のない患者のCEA中央値は49.5U/ml(37.1-1559.6)

癌のある患者のCEA中央値は72.0U/ml(38.5-2967.9)

(人間ドック.2015;30:22-9)


陽性的中率の低さと、早期がんでは陽性は少なそう。

スクリーニングとしてはこちらも厳しそうですね。

数値の大小でもあまり語れなさそうです。


PSA

National Cancer Institute のPSAスクリーニングのページがよくまとまっています。

PSAによる前立腺がん早期発見でも、前立腺がん死亡率は減らないことや、過剰治療による尿失禁や勃起不全などのデメリットが示唆されています。


US Preventive Health Services Task ForceのProstate Cancer: Screening では、

・70歳以上ではPSAスクリーニングをしない

・55-69歳では要相談、無理にスクリーニングをしない

となっています。


私見

結局のところ、CEAやCA19-9は偽陽性も偽陰性も多い、という点、特に早期がんでは陽性になりづらそうな点などから、スクリーニングにそもそも向いていないし、診断にも向いていない指標だと思います。

とはいえ、健診で測られてしまうので、内科外来には受診しますよね。

ひとまずは無症状なら説明のみで終わりにすることが多いです。

ただ、検査希望の人とは無理にケンカせずに造影CTなどとったり、下部内視鏡をしたりすることもあります。

経済的にはよくないですけどね。

PSAも前立腺がんを診断することのメリットデメリットを踏まえ、相談することが多いです。

とはいえPSA高値は内科ではなく泌尿器に受診することがほとんどですけど。


説明のみで帰宅にするにしても、来年数字が上がってたらやっぱり検査が必要かも、とか、腫瘍マーカーとは関係のない癌や病気が見つかる可能性も一応ルーチンで説明しています。


健診から腫瘍マーカーがなくなるといいのですが、なかなかそうはいきませんね。

ではまた。


結論:学生のときにCA19-9を読める奴はゼロ

2022/02/18

整形術後のDVT/PE予防はDOACでよい?

スミヨシです。


この前のカンファレンスで、

「整形外科の術後っていつの間にかDOAC使ってるよね」

なんて話になりました。


DVT/PTE予防に使っているんなだなあという印象です。

そういえば、初期研修のときはクレキサン使ってたのが、自分が4年目(2019)のときにできた外傷センターの先生が術後DOAC使ってて、変わってるなあなんて思ったものです。


整形術後のDVT/PE予防のことをすこしだけ調べました。


日本のガイドライン

2004年、2008年にそれぞれガイドラインが出たようです。

クレキサンが適応通ったのが2008年です。

その後2017年に新しいガイドラインが出ています。

その間にDOACが市場に出回り、整形術後に使われるようになったのかなあ、なんて思います。


ただ、有料なので、どれも読めませんでした!!!

日本のガイドラインはほんとこんなのばっかですね!!!!!

だから内容わかりません!!!!

とりあえず、無症候性のものではなく、症候性VTEを予防しよう、という内容に変わってきたようです。


AAOS(米国整形外科学会)ガイドライン

(J Am Acad Orthop Surg.2011;19(12):768-76.)

▼待機的な人工股関節置換術や人工膝関節置換術を受ける患者で、静脈血栓塞栓症や出血のリスクが手術そのものよりも高くない場合に、VTED予防のために薬物療法や機械的圧縮装置を使用することを提案するけど、どの薬剤や予防方法がいいかはわからないので、どれも推奨も反対もしない

ACCP(米国胸部医学会)ガイドライン

(Chest.2012;141(2 Suppl):e278S-e325S.)

▼THA/TKA

それぞれ人工股関節全置換術、膝関節全置換術

以下を最低10-14日投与

低分子ヘパリン(LMWH)、アリクストラ、アピキサバン、ダビガトラン、リバーロキサバン、低用量未分画ヘパリン(LDUH)、調整用量ビタミンK拮抗薬(VKA)、アスピリン(すべてグレード1B)

間欠空気圧迫装置(IPCD)(Grade1C)

ただ、下の欄にはこれらで、LMWHを優先する、と。

▼HFS

股関節骨折手術

以下を最低10-14日投与

LMWH、アリクストラ、LDUH、VKA、アスピリン(すべてGrade1B)

IPCD(Grade1C)


それらふまえて

抗血栓薬とIPCDを併用(Grade1C)

出血リスクが高ければ、IPCDのみもしくは予防をしない(Grade2C)

IPCD、注射に否定的、非協力的な患者には、アピキサバンまたはダビガトランを使用(Grade1B)


DOACは簡便ですが、まずはLMWHなど使用、ということでしょうか。


そのほか

THA/TKA術後のアスピリン・リバーロキサバン塞栓予防、出血性は同等

(NEJM 2018; 378:699-707)

NEJMでも同じような切り口のものがありました。

多分、論調としては、わざわざDOACじゃなくても、費用対効果を考えるとアスピリンでいいだろう、というものです。


まとめ

まとめると、エビデンス蓄積的にはヘパリン+IPCDによる圧迫がベターだけど、DOACがだめ、という証拠もない、ということでしょうか。

副作用が増えないのであればいいですけどね。

とにかく予防することが大事だとは思います。


知っておくだけでも役に立つかもしれません。

というわけで、「整形術後のDVT/PTE予防はDOACでよい?」

というクリニカルクエスチョンの答えは、「よいんじゃない?」

でいいかな、なんて思いました。


ではまた。


結論:DOACの一般名は一生覚えられない


2022/02/15

血液培養のStaphylococcus lugdunensisは要注意

スミヨシです


血液培養から、1セットだけGPC-clusterが検出されたとき、まず皆さんの頭の中には何がうかぶでしょうか?


私はやっぱり、それが黄色ブドウ球菌(S.aureus)か、コアグラーゼ陰性ブドウ球菌(CNS)か、です。

だってMRSAならやばいし、CNSならコンタミぽいですもんね。


ただ、CNSの中でも、S.aureusと同様に毒性の強い菌がいますが、知っていますでしょうか?

 

それがStaphylococcus lugdunensisです。


Staphylococcus lugdunensis

昔はラグドネンシスと呼んでいましたが、ルグドゥネンシス派が多そうなので、今ではそっちで読んでいます。

CNSの一つですが、皮膚、軟部組織感染症やIE、骨髄炎、化膿性関節炎などの起因菌となります。

(Cureus. 2020; 12(6): e8801.)

日本の菌血症の0.28%はS.lugdunensis

(Jpn J Infect Dis. 2017;70(4): 405-7.)

1セットのみ血液培養陽性でも、45%は真の菌血症かも。

(J Clin Microbiol. 2011;49(4): 1697–1699.)


日本では、相野田先生の発表、記事が一番多く、わかりやすくまとめられています。

これも参考にどうぞ。

→知っていますか?Staphylococcus lugdunensisという菌


感覚的には、真の陽性よりコンタミの方が多い、と思っていますが、見かけた際には少なくとも血液培養フォローはしています。

割と初見殺しだと思いますが、知っておいて損はしないと思います。

ではまた。


結論:ローマ帝国のガリア・ルグドゥネンシスという都市が多分この菌の名前の由来で、ロマンを感じる(ローマだけに)。


2022/02/12

内科外来は性交渉を伴わない風俗業である(再掲)

※2020/10/10に公開した記事です。


スミヨシです。


今年から研修医の外来実習が必修になってます。

もちろん、研修医の先生が1stで外来対応するのも大事ですが、自分くらい若手?のDrが総合内科外来をどのようにしていくか、というのを見せることも勉強に、刺激になればいいと思っています。

定期外来や、長期ステロイドを使用している人がステロイド減らしている最中に悪化して、私が悩んでいる様子や、抗菌薬投与中に膿瘍増大して私が悩んでいる様子も見てほしいですが、なにより新患の対応も大事かなと思っています。


総合診療医の外来、となればドクターGのように、難しい症例を診断していく!というのが研修医や見学の学生さんには期待されます。

ですが、実際、そのような症例は少ないです。

診断がうまくいかなかったり、よくわからないけど治ったり。。

患者が思っている解釈もでるよりも遥かに軽症だったり。。


そんななか、外来をするうえで絶対に研修医に教えていることがあります。



それは、

内科外来は、性交渉を伴わない風俗業である

ということです。



いやほんとふざけてるわけではないです。銘じてます。

各方面に失礼な発言かもしれませんが、これが一番伝わりやすいのです。

どれだけ相手のことを満足させてあげられるか、細かな会話をつなげる、そして今後も指名してもらって通ってもらう。


風俗店で働いたことはありませんが、医師と風俗業に共通しているのは当然結果?も大事ですが、それまでの過程や信頼度かと思います。


大事なのは、今後のフォローが容易になること(Drショッピングをふせぐ、外来リタイアをふせぐ)、薬をきちんと飲んでもらうこと、途中治療が難渋したとしても、診断がそれて方向転換せねばならないときも、トラブルをなるべく減らせることです。

これらはすべて患者予後に直結すると考えています。


まあ別にホストでもキャバクラでもガールズバーでもいいんですけど。


とにかく研修医には、パターナリズムを前面に出す外来は、年取ってからやってもらうことにして、内科外来はサービス業だと思ってもらってます。

いや、もちろん医療はサービス業とは一線を画すので、なんでもかんでも患者の要求を呑むのとはまた別の話です。

しかし、外来をやってる間くらい、そう取り組んでもバチは当たらないかなと思っています。


今まではこんな感じで説明してましたが、京都にきてから、女性の研修医ばっかり当たるのであんまりこういうこと言えなくなりました!!

おっさんが下ネタ言ってすべってるみたいなリアクションされます!!

あと看護師さんとかに全くうけません!われながら名言だと思っているのに!!



それでも私は皆さんの指名をお待ちしております。

ではまた。



結論:私へのおさわりは厳禁です。



2022/02/10

【症例】70歳男性 左下肢腫脹、くるぶしに変なあざ

スミヨシです。

身体所見も、臨床写真も、沼だと思っています。
ほんとうに限りなく、知らない所見が出てきます。

回診の際にまたボスから知らない身体所見を教えてもらいました。


※症例は実際の症例を参考にデータや背景変更してます。
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70歳男性

右膝痛が数か月前からある
来院5日前から右下腿腫脹と痛みが出現
下腿はびまん性に紫色の皮膚変色あり
疼痛部位のない、右足外果にも写真のような内出血様の所見あり


ベイカー嚢胞破裂による、crescent sign

診断は?

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まあ、正直この身体所見自体が重要、とはいいませんが、いつか役に立つかもしれません。
基本的には病歴ありきの身体所見だと思います。




正解は、ベイカー嚢胞破裂による、crescent signです。
聞いたことありますかね?




ベイカー嚢胞破裂

ベイカー嚢胞(Baker's cyst)自体は、膝窩にできる良性病変です。
これが破裂した時にDVT様の症状が起きます。
下腿の痛みがメインで、基本的には対症療法です。


crescent sign

ベイカー嚢胞破裂により、下腿の体液が重力変化でくるぶしの下にあざをつくります。
それを三日月になぞらえて、crescent signと呼ぶようです。

内側にできる、とのことでしたが、外側に出来ているclinical pictureもあったので私の写真もcrescent signでよいと思います。。




(J Gen Fam Med. 2019;20(5): 215–6.)


このくるぶしのあざだけなら打撲かもしれませんが、下腿腫脹の方でこの所見があれば、ベイカー嚢胞破裂を念頭にいれましょう。
DVTとの鑑別に役立つかもしれませんが、実際には下肢静脈エコーを行わないムーブはなさそうですけど。


ではまた。



結論:豚丹毒を見つけたのもWilliam Morrant Baker

2022/02/07

サーモグラフィーの最強の使い方を教えてもらった。

スミヨシです。

前回の記事で、サーモグラフィー専門医になった私ですが、実際臨床にマジで役に立つかはわかっていません。


ひとまず丸太町病院のブログを丸パクリして、参考にして、どんな病状に使われていることが多いか調べてみました。


サーモグラフィーを試してみた


この記事読んでくれ、としか言いようがありません。

すごい!

まとまっている!

てか、どうやって文献検索したかわかんないんですよね。。

「infrared thermography」とかで調べてみましたが、同じような論文ヒットしないんですよね。


簡単にいうと、関節炎はやっぱり触診でいいじゃんってことと、複合性局所疼痛症候群とか、特発性後天性無汗症とかには結構使えそうですね。


一番興味深いのは、敗血症性ショックの際のmottlingをサーモグラフィーによる皮膚温度低下で拾えるかも、というものです。


mottling出現時のサーモグラフィー

(PLoS One.2018;13(8):e0202329.)

そもそもmottlingは末梢循環不全を示唆しており、重症患者管理において一定の役割があると思います。


mottlingのサーモグラフ

左からmottling 0から4点です。

美しい。

まあ、この研究では、皮膚温度とmottling scoreに相関は無かったようです。

少なくとも、mottling score0vs1以上では、有意に皮膚温度に差があり。

mottling score0vs1以上では、有意に皮膚温度に差があり



サーモグラフィーによるスクリーニング


あとは、サーモグラフィーを使用することによる発熱スクリーニングもそれなりに有用そうです。
そればっかり集めたレビューがありました。

(Int J Environ Res Public Health. 2021; 18(6): 3286.)




サーモグラフィーの最強の使い方

そしてあともう一つ。

これはツイッターで教えてもらいました。

論文化されていないと思います。


スーパーの揚げたての惣菜のサーモグラフ

https://twitter.com/yuna_digick/status/1011111760684724225?s=20


なんと、スーパーで揚げたての惣菜をサーモグラフィーで検索することが可能です!!!


画期的!!!!!!!


コスパはわるいですけどね!!!!!


ではまた!!!!!



結論:ボスに聞いたら、揚げたての惣菜かどうかも手で触ったらわかるよって言われた。


2022/02/04

サーモグラフィー専門医になりました。

スミヨシです。


はっきり言いますが、総合内科やってるやつなんか無個性なんすよ。

高齢者を診ていることをいい訳に本気の医療や、やらねばならぬときのエンジンが無搭載の医者ばっかりですから。


なんでもできる、ではなく、なんにもできなくってわけわかんない医療に走ってる人間も多いんです。

総合内科のできることはスピリッツがあればだれでもできるんです



だから、俺たち総合内科医は、何もできないけど、個性が欲しいんです。


そんな状況を打破すべく、私はあるアイテムを手にいれました。


そう!


サーモグラフィー SEEK Thermal Compact-Pro


サーモグラフィーです!!!

俺、サーモグラフィー専門医になるってばよ!!!

これで個性ばっちり総合内科医のいっちょあがりだぜ!!


洛和会丸太町病院総合内科のブログを見ていて、面白そうだなあ、と思って買いました。


サーモグラフィーを試してみた


とりあえず、SEEK Thermal Compact-Proを選択しました。

iPhoneにとりつけるだけで、勝手にアプリがダウンロードされ、使用できるようになります。


目的は身体所見の視覚化と共有です。

熱感有り無しを客観的評価にしてみたいなと思いました。


これが私の膝小僧。

黄色い部分が膝です。

膝は大腿や下腿より温度が低いんですね。


普通の膝のサーモグラフ


そしてこちらが偽痛風患者の膝小僧!!!


偽痛風のサーモグラフ



わかりずれえ。。
伸ばしたら痛かったみたいで怒られたのでうまく撮れませんでした。。
下の丸みを帯びているあたりが膝ですね。
まあ、あれです。
膝と大腿が同じ温度ということは、その膝は熱感ありと判断すべきなのです。
さらっと大事なこと言いました。

ちょっとこれではあれなので、次回はサーモグラフィーが実際に医療で使われているのをまとめたいと思います。
いや、それもまあ、多分パクリ記事になりそうなので、こちらの記事を読んでください
ではまた。


結論:ボスに手でさわったらわかるよ、って言われた。

2022/02/01

【short】若年者の大動脈解離の鑑別

スミヨシです。
世間ではTikTokが流行っているので、ブログでもちょっと短い記事も増やしていきたいなと考えています。



若年性大動脈解離の鑑別

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①Marfan 症候群

②Ehlers-Danlos 症候群

③Loeys-Dietz 症候群

④大動脈炎

⑤家族性大動脈解離

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マルファンは有名ですね。

エーラス・ダンロス 、ロイス・ディーツと合わせて結合組織障害を来す疾患群です。

大動脈炎は高安がメインですね。


UpToDate®にはターナー症候群も載っていましたが省略しています(かなり稀っぽいのと、大動脈解離→ターナーになるパターンないんじゃないかな、と)